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ビジネスっぽい英語の「...

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ビジネスっぽい英語の「承認する」や「許可する」
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仕事において上司が部下に何かしらの許可を与えることを日本語では「承認する」や「承諾する」と表現しますが、英語ではどのように表現するのかご存知でしょうか?今回はアメリカのビジネスシーンで、よく使われている英語表現をご紹介しようと思います。
   
  
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1) Give _____ the green light
→「〜を承認する / 〜に許可を与える」
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Green lightは青信号を意味することから、この表現を直訳すると「〜に青信号を与える」になることからもイメージできるかと思いますが、車が青信号で発車する様子を比喩的に表現しています。基本的にビジネスシーン全般において、「承認する」や「許可を与える」などの意味として用いられるイディオムです。
 
✔「Give the green light for/to _____」と表現してもOK。
 
✔「許可を得る」はGiveをGetに置き換えて「Get the green light」と表す。
 
<例文>
 
We are hoping the headquarters will give us the green light.
(本部が承認することを期待しています。)
 
We got the green light to start the project.
(プロジェクト開始の許可を得ました。)
 
〜会話例〜

A: Our affiliate company hasn't given us the green light yet.
(まだ関連会社の承認を得ていません。)

B: They're known to take their time with their decision.
(彼らは決断が遅いことで知られています。)
 
 
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2) Give the go-ahead
→「〜を許可する / 〜にゴーサインを出す」
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「どうぞ」や「進む」を意味する「Go ahead」をGiveする、つまりゴーサインを出すことを意味する表現です。上記の「Give the green light」と用法も意味も全く同じです。特にビジネスの場でよく耳にする言い方で、基本、「give the go-ahead for _____.」もしくは「give the go-ahead to _____.」の二つのパターンが使われます。
 
✔「Give _____ the go-ahead」と表現してもOK。
 
✔「〜から許可をもらう」は「get the go-ahead from _____.」
 
<例文>
 
I gave the go-ahead to start the campaign.
(キャンペーンをスタートすることを許可しました。)
 
Upper management gave the go-ahead for the app development team to launch the project.
(上層部が、アプリ開発チームにプロジェクトをスタートすることを承認しました。)
 
〜会話例〜

A: Tell the members to sit tight until we get the go-ahead.
(許可が出るまでメンバーに待つようお伝えください。)

B: OK. I'll let them know.
(了解です。伝えておきます。)
 
 
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3) Give permission / Approve
→「許可する / 承認する」
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「許可」や「承諾」を意味する名詞「Permission」、または承認や同意をすることを意味する動詞「Approve」を使って表現しても勿論問題ありません。Permissionを使う場合は、「Give permission to _____(〜を許可する)」、または「Give someone permission to _____(誰々に〜の許可を出す)」の形式で表現するのが一般的です。
 
<例文>
 
I gave him permission to leave early today.
(彼に早退の許可を出しました。)
 
Who gave you permission to enter this building?
(この建物に入る許可は誰からもらったんだ?)
 
〜会話例〜

A: Do you think it's likely the advertising budget will get approved?
(その広告予算は承諾されますかね?)

B: Considering the state of the company, I think it's unlikely.
(現在の会社の状態を考えたら、無理でしょうね。)
 
 
 
 
 
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About author
みなさん、こんにちはっ!Hapa EikaiwaのJunです。 母親が日本人、父親がアメリカ人のロサンゼルス生まれ育ちのハーフです。幼い時期から両文化で育ってきた僕は教育も日米両方受けてきました。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学を卒業し、交換留学で一年一橋大学で大学生活を送りました。その後、石川県内灘町役場で国際交流員として赴任し、2年間の勤務を経て、ロサンゼルスへ帰国。2011年に英会話学校「BYB English Center」をアーバインで開校しました。 文化、習慣、教育、考え方から人間関係を両方体験してきた僕は英会話を勉強されている皆さんに少しでも役立つようこのページを始めました。言語と文化は切り離せない!だからこそ英語だけでなく、文化を取り入れた多くの表現、知識、ローカル情報をご紹介していきたいと思います。 HAPAとは? 混血のことをハーフやミックス(最近はダブルともいいますね)と日本ではよく表現されますが、ロサンゼルス(カリフォルニア州)では「HAPA」と呼ぶことも一般的です。HAPAは元々ハワイから由来した言葉で「半分」または「一部」を意味します。その名の通り「Hapa Eikaiwa」=「ハーフがお伝えする英会話」です! ☆無料メルマガ配信中☆ 毎朝6時配信【1日1分1フレーズ!アメリカン雑談集】 アメリカ人と雑談をする時に不可欠な日常フレーズが学べる、Hapa Eikaiwaがお届けする無料のメールマガジンサービスです!時代遅れの日常表現を完全に省いた「現在」の日常フレーズをご提供します。「英語学習はしたいんだけど、中々時間が・・・」と悩んでいる方に、ぴったりのメルマガです。1日1分1フレーズなので仕事前に、通勤時間に無理なく毎日新しいフレーズを身に付けることができます。さらに、学んだ日常表現を忘れないように毎週金曜日は「復習コーナー」を取り入れています。週ごとにテーマを決めて日常表現をお送りしますので、様々な場面で通用する英表現を得られます。「ちりも積もれば山となる」互いにコツコツ頑張って、楽しく英語を習得していきましょう! http://hapaeikaiwa.com/mailmagazine/ ☆Podcast 配信☆ ロサンゼルスからお届け!ネイティブの自然な日常会話を楽しくリスニング。 https://itunes.apple.com/us/podcast/hapa-ying-hui-hua/id814040014 ☆YouTube(動画で英会話)☆ www.youtube.com/hapaeikaiwa ☆Twitter☆ http://www.twitter.com/hapaeikaiwa
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